町会について
「神田橋町会」は文字通り一棟のアパートとそこに住む住民で構成されたほかに類を見ない珍しい町会です。 所在地は南北をお茶の水の聖橋から三田に至る外堀通り、それを横切る形で東西を八重洲から一ツ橋に通じる内堀通りの交わる神田橋の交差点に面した所が神田橋町会です。
地下1階、地上14階の建物は、90世帯、188人が住むと同時に同じ棟には区民集会場にもなっています。正面玄関は内堀通りに面していますが、各部屋の殆どは西向きになっています。上層階からは竹橋方面、一ツ橋、神保町のビル群が見渡せます。また、眼下を走る首都高速道路の景観も都会ならではの風景ですが、そこから発生する騒音や排気ガスは住民の悩みの種の一つであるのも実情です。
建物の周囲には結構緑も多くつつじ、さつき、ハナミズキと四季折々の草花を楽しむことも出来ます。道路を隔てた所に公園もありそこには真冬でも寒桜が咲き誇っています。アパートのわきを流れる日本橋川を渡れば生活の匂いなど全く無い大手町のビル群です。
その意味では人の住めるぎりぎりの線上に居ると言ってもいいと思っています。